それゆえ、主はあなたがたに恵もうと待っておられ、あなたがたをあわれもうと立ち上がられる。主は正義の神であるからだ。幸いなことよ。主を待ち望むすべての者は。” イザヤ30章18節
◎イザヤの語った神はイスラエルの聖者であり、豊かにあしらわれる神さまです。しかしながら人間は素直に神さまの言われることに従えない存在で、むしろ自分の知恵、自分の経験に逃げ込んでしまいます。そして苦しむのです。
◎「それゆえ」とみ言葉は書き出しますが、「そんな民ゆえ」でしょうか、神さまは「恵もうと待っていて下さり」「あわれもうと立ちあがってくださるのです。放蕩息子の帰還の時のように。
◎以下6っつのことが記されています。
1、「涙をぬぐってくださる」神。Vs19黙示録21:4節「彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。」のです。
2、「まことのよろこび」を教えて下さる神Vs20、人間の究極的で最終的なよろこびは「主」ここでは「教師」と記されていますが、教え導いてくださる方と共にいつもいる事です。
3、「確かな導きて」Vs21その主は間違った道に信仰者をともなわれることはありません。
4、「偶像との完全な決別」Vs22簡単なようですがコロサイ3:5には不品行、汚れ、情欲、悪い欲、むさぼりを殺せとあり、「このむさぼりが、そのまま偶像礼拝である。」と記されています。
5、「豊かな供給」Vs23、24があるのです。人間にも、家畜にも~滋養があって味の良いもの。
6、「艱難の日の守り」Vs25,26。終末の日の神の民には守りと恩恵が備えられています。