めぐみのパンくず

シオンに残された者、エルサレムに残った者は、聖と呼ばれるようになる。みなエルサレムでいのちの書にしるされた者である。” イザヤ4:4

◎イザヤの残したメセージの大切な事の一つに「残りの者・レムナント」があります。ユダヤ人におけるレムナント、そしてキリスト者のレムナントを考えてみましょう。

◎ユダヤ人のレムナント。ユダヤ国は紀元70年、ローマ皇帝ティトスによって崩壊され、全世界に流浪の民となりました。故にさまざまな悲劇が彼らを襲ったことを私たちは知っています。しかし1948年5月14日イスラエル国としてユダヤ人の国が再建されました。奇跡の民族と言えるでしょう。それ以上に、初代教会のユダヤ人キリスト者を除いてユダヤ人にはキリスト者は起こらなかったのですが、再建国以来、メシヤニックジューと呼ばれる、ユダヤ人キリスト者が起こされて来たのです。ローマ人への手紙11章にしるされる、ユダヤ人の回復が始まったと言えるでしょう。やがて、異邦人クリスチャンの数が満ちる時、残りのユダヤ人はみな救われるのです。

◎キリスト者としての残りの者。イスラエルへの恵みは高慢と不従順のゆえに神さまにから去りました。キリスト者も同じことが言えると思います。主が十字架の贖いによって救って下さったと何の功のない私たちですから、決して高慢ならず、主に感謝して歩みたいと思います。

◎旧約聖書における、イスラエルへの「神のいつくしみときびしさ」ロマ11:28をキリスト者も心して信仰生活を送らなければならないと思います。それは、聖書をよく読んでみこころを知り、主との交わりの中で培われて行くものだと思います。

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