めぐみのパンくず

まことに、まことに、あなたがたに告げます。あなたがたは泣き、嘆き悲しむが、世は喜ぶのです。あなたがたは悲しむが、しかし、あなたがたの悲しみは喜びに変わります。” ヨハネ16:20

◎キリスト教信仰は“よろこびの信仰”と言われます。喜びは笑いと違って無理に作ることはできません。そこでキリスト者の喜びをイエス様のお言葉から学びましょう。

◎第一のよろこびは、復活の主を拝するよろこびです。弟子たちはイエス様がいなくなられることを悲しみました。すべてを捨てて従ってきた弟子たち、イエス様がおられなくなったら絶望的とも言えます。しかし、主が復活なさり弟子たちの前に現れなさった時のよろこびは大きなものでした。その喜びは「妊婦が子を産んだ時のよろこびと似ている」と言われました。出産は大変な痛みを伴います。しかし、元気な産声を聞いた途端に全部忘れるほどのよろこびが女性を覆ってしまうのです。

◎イエス様は言われます。反対に、ご自分が十字架で死に、いなくなったら「世はよろこぶ」と。この世界には真の神、人間のすべてを知り正しく裁きなさる神がいては困る人たちが大勢存在します。彼らは「神が死んだ」ことを願うのです。

◎イエスさまが復活されるよろこびは、死を乗り越えさせて下さったと言うだけにとどまりません。キリスト者はイエス様の名によって祈るならば「何でも父なる神さまは与えて下さるようになる」と言われるのです。父なる神さまはイエスさまの十字架の勲によって、イエスさまの名によって祈るならばきこうとおっしゃるからです。

◎イエスさまの復活が私のための復活と信じられる、永遠のいのちのよろこび。それに加えて、祈りをききたもうお方がおられるとは。この二つのよろこびが、「満ち満ちたよろこび」としてキリスト者に与えられているのです。

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