日別アーカイブ: 2014年9月28日

めぐみのパンくず

わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。”        ヨハネ16:33

◎信仰者が置かれる世界には時に嵐が吹きます。イエス様はどんな時にも主の平安があるようにとヨハネ14:27で平安の約束を下さいました。告別説教の締めくくりでも平安が常に信者にあるようにと願われます。

◎ずばり「艱難がある」からとイエス様は言われます。キリスト者としての患難です。それはイエス様がこの世に受け入れられなかった所の患難、使徒パウロがロマ書(8章)で語った患難。弟子たちが受けた患難です。現在のキリスト者にも信仰ゆえの患難がありますね。

◎その中で「勇敢でありなさい」と勧められます。詳訳聖書には「勇気を出し,硬く信じ、確信を持ち、臆せずにいなさい」とありますが、イエス様が世に勝たれたお方として共にいてくださるからです。使徒パウロはロマ書8:37でイエスさまによって「圧倒的な勝利」となることが出来ると言いました。英語の聖書には、モア~・ザン・コンケラとか書かれています。コンケラーとは征服者のことですが、モア~・ザンがつけられていますから「征服者以上」と言う意味になります。ある先生は「余裕しゃくしゃく」と言われました。

◎私たちを勝利者にして下さるイエスさまに対する条件を見てみたいともまいます。①イエスさまを信じて、愛するからです。vs30を読みますと弟子たちは「・・信じます」と告白していますが、イエス様は「今、信じているのですか」とVs31言われます。もう一度詳訳聖書を見ますと、「ついに信じると言うのか」と書かれています。「よくぞ!」と思われたような気がします。