日別アーカイブ: 2014年7月27日

めぐみパンくず

わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。”          ヨハネ14:9

◎私たち(弟子たちの)心が騒がないように、イエスさまは天の家の約束を語って下さいました。「父の家には住まいがたくさんあります」と。英語の聖書を見ますと「many mansion」と書かれています。イエスさまは信仰者のためにマンション(広大な屋敷)を用意していて下さるのです。

◎疑い深いトマスは「where何処へ、how どうして」とたずねました。具体的にイエスさまは三つの事を語って下さっています。①道~天国への道はイエスさまです。他にありません。狭い門と覆って、狭い道を歩むのです。「この道より、ほかの道なし、この道を歩む」武者小路実篤の言葉を思いますが、イエスさまと一緒に歩く道です。②真理~これは天国へ行くためのルールといったら良いでしょうか。ポンテヲ・ピラトは後に「真理とは何か」とイエスさまに問いますが、真理はイエスさまのうちにあり、キリスト者はこのお方の語られる、み言葉の導きによって歩んで行くのです。③いのち~イエスさまを信じて罪赦され、義とされて神の子として新しく生まれたいのち~もっと言いますと永遠のいのちです。いのちは死んだ者にはありません。神の子としての生きる動力、エネルギーです。

◎使徒パウロはピリピ人への手紙の中で、「私たちの国籍は天にあります」3:20と言いました。天国人としての市民権を与えられているのです。このことば聖書の時代はエリートの持つものでした。

◎弟子たちをはじめ、聖徒たちの信仰は御国への強い思いの信仰でした。アンドリュ・ボナーと言うフィンランドの牧師は毎朝部屋の窓を開き「イエスさま、今日かも知れませんね」と言ったそうです。