日別アーカイブ: 2014年7月20日

めぐみのパンくず

“あなたがたは互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、そのようにあなたがたも愛し合いなさい。”     ヨハネ13:34

◎イエスさまに愛されたように愛する。これが新しい戒めです。このみことばを語られたのは二つの理由がありました。①いなくなるvs33から。②ユダが出て行った時VS31それは裏切りという悲しい事実です。ユダはイエスさまが足を洗って下さるほどに愛してくださった意味がわからずにいたからです。

まず、二つの裏切りに目を留めてみましょう。

◎ユダの裏切りvs21 A聖書の中の最も不可思議な人物、OTでは預言者バラム、NTではユダです。二人とも何度も主のお声を聞いていたのにです。二人とも金銭欲から離れることが出来なかった。(聖書は富の問題を教えます。)vs29金入れを持っていた会計係でしたが。12:6では「いつも盗んでいた」のです。

B、ユダだけがユダヤの出身で他の弟子はガリラヤ主審~都会という間違ったプライドが他の弟子たちとの交わりを持てなかったかもしれません。

C、イエスさまへの期待観の間違い。イエス・キリストがローマの圧政から解放してくださる主と思っていたがそうでないといち早く知った男。「この男はもうすぐ死ぬ(十字架で)」と考え、その死の意味が理解できなかったのでしょう。イエスさまからパンきれを受け取った時、サタンが入り、彼はイエスさまを売るために出て行ったのです。

◎ペテロのイエスさま否定の預言。「いのちをも捨てます」と告白したペテロですが。「三度知らない」と後に言ったペテロです。人間の心の奥底はイエスさまだけがご存知です。

◎その結果、ユダとペテロの違いはイエスさまが語り見せられた愛が、残ったかどうかと言うことです!