めぐみのパンくず

“それで父親は、イエスが「あなたの息子は直っている。」と言われた時刻と同じであることを知った。そして彼自身と彼の家の者がみな信じた。”ヨハネ6:33

○再びカナでの出来事で、第二の奇跡が行われます。病気の子ども、しかも重篤の子共を抱えた父親が癒しを求めてやってきます。

信仰について考えます。

○信仰とは第一に願い続けることです。役人は「下って来て息子を癒して下さるように」と願います。イエスさまは良い返事をなさるどころか、人の思いを暴くがごとく「あなた方はしるしと不思議を見ないかぎり、決して信じない」と。決して、とは強い非定型です。しかし、役人は「主よ、どうか」と、願いをひっこめることなくひるまずにせまりす。イエスさまは求めていることが本気なのか~絶対必要なのかを明らかにされるお方です。興味深いことは二度、役人が「下って来て」と言っています。天から下って来て下さったお方が祈りに応えて下さる方なのです。

○第二に、み言葉を信じることです。「帰って行きなさい。あなたの息子は直っています。」役人はそれ以上、イエスさまに「来て下さい」とは願わず。「言われたことを信じて」帰途についたのです。求め、祈り、お言葉がくれば信じる。そして信じた通り行動する。最後に主のこたえの実現を見るのです。

 イエスさまの語られた時刻と、息子が癒された時刻が同じだったことを知った時、問題解決のための信仰から、真の信仰者(信仰生活)に役人家族はなったのです。

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