アブラハムの信仰にならう

◆神の祝福と継承者

(13節)というのは、世界の相続人となるという約束が、アブラハムに、あるいはまた、その子孫に与えられた…このような約束をアブラハムが神様からいただいたのは本当でしょうか。

世界の相続人とは。世界=コスモス(世) 神様が祝福され愛された世界(ヨハネ3:16参照)  相続人=継承する者。を言います。

(アブラハムへの約束)創世記12:1~2 その後、主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。

アブラハムが神様からいただいたものは何ですか。それは祝福の約束でした。

この祝福には経済的なものから子孫繁栄、何よりも神が共にいてその人の神となり、天の御国など、神の祝福にはあらゆる恵みがパッケージングされて与えられるものでした。神が祝福して与えられる祝福の継承者なのです。アブラハムが求め信仰により得たものを私たちもまた同じやり方で継承する者としてくださいました。

アブラハムの信仰にならう。とはアブラハムはすごい人だと誉めることではありません。主体は私たちのことです。パウロはだからアブラハムはすごいんだ。だからアブラハムの子孫はすばらしいんだと言っているのでは無いのです。あくまでも大事なことは彼の得た方法で私たちも得ることがメッセージの内容でした。

◆アブラハムの信仰にならう

アブラハムの信仰とはどんなものでしょうか。

(18節)彼は望みえないときに望みを抱いて信じました。

望みがなくなったのではない。神様という望みのみがありました。

望みが無い状態とは

  脳内回路が可能性が無いとしか答えをださない。可能性があるか無いかで神様により頼むかを判断してしまう。望みが無いと判断自己判断を下したとき望みは失われています。

信仰にとって様々な事が妨害となります。神様を自分尺度で捉える。(常識、経験)

大半は自身の中にある問題が信仰の成長の妨げとなっているのに改善しない。

神様は全ての事を為しえる。信じていますか?全能の神です。

何でもできる神様は自分がお願いすることは何でも聞いてくださるはずです。

神様は御こころに適うことを御自身のタイミングでなされます。信じていますか?

知っているだけの信仰は望み得ない現実に遭遇すると歯が立たない。

アブラハムの信仰の様には信じられないのでは無いでしょうか?

行いによって得る義―行いは得るものがあると打算をしている

信仰は打算を放棄し、神にのみ望みをかけることーこれがアブラハムの信仰です。

その方法とは信じ抜く力―天を見上げてアブラハムの信仰にならいましょう。

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