2023年10月29日聖日礼拝

動画(37分23秒)

聖書 創世記45章25節〜46章7節
説教 「大いなる国民とする」
説教者 高橋博師


今月の聖句

ヨハネの福音書6章27節

なくなってしまう食べ物のためではなく、いつまでもなくならない、永遠のいのちに至る食べ物のために働きなさい。それは、人の子が与える食べ物です。この人の子に、神である父が証印を押されたのです。


今週の聖句

創世記12章1節〜2節

主はアブラムに言われた。あなたは、あなたの土地、あなたの親族、あなたの父の家を離れて、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとする。あなたは祝福となりなさい。。


今週の詩篇の黙想

詩篇146篇

  1. 詩篇146篇の黙想。「ハレルヤ。私のたましいよ。主をほめたたえよ。私は生きているかぎり、主をほめたたえよう。いのちのあるかぎり、私の神に、ほめ歌を歌おう。」(1~2節)賛美の招きから始まっています。今ささげる賛美、生きている限り、いのちある限りささげる賛美があります。主をほめたたえよが三度繰り返されています。生きている限り、いのちのある限りと、発展上昇しています。「君主たちにたよってはならない。救いのない人間の子に。霊が出て行くと、人はおのれの土に帰り、その日のうちに彼のもろもろの計画は滅びうせる。」(3~4節)主と対照的な地上の君主です。主を賛美することは、君主や人間に頼らないことの告白です。人の子、君主、人間の弱さは霊が出ていき、いつかは死んで土に帰ってしまいます。そんな人間を賛美したり依存することのはかなさを歌い、人に頼ろうとしている人たちへの警鐘であり証しです。

  2. 5~7節で結論を歌っています。「幸いなことよ。ヤコブの神を助けとし、その神、主に望みを置く者は。主は天と地と海とその中のいっさいを造った方。とこしえまでも真実を守り、しいたげられる者のためにさばきを行い、飢えた者にパンを与える方。主は捕らわれ人を解放される。」幸いなことよという言葉は詩編1編の冒頭から告白される詩篇のキーワードです。「主は盲人の目をあけ、主はかがんでいる者を起こされる。主は正しい者を愛し、主は在留異国人を守り、みなしごとやもめをささえられる。しかし主は悪者の道を曲げられる。」この主のみわざはイエス様の到来によって素晴らしく成就しています。

  3. 146篇の締めくくり。「主は、とこしえまでも統べ治められる。シオンよ。あなたの神は代々にいます。ハレルヤ。」とこしえまで統べ治められるお方であると信じて歌っています。この確信から冒頭2節の「生きている限り、いのちのある限り」と主を賛美します。長寿高齢社会の日本です。「私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。」神様の保証を確信して今日も信仰に立って歩みましょう。