2026年7月5日聖日礼拝

動画(45分42秒)

聖書 エペソ人への手紙3章9節〜21節
説教 「神の豊かな知恵」
説教者 高橋 博師


今月の聖句

出エジプト記14章14節

主があなたがたのために戦われるのだ。あなたがたは、ただ黙っていなさい。


今週の聖句

コロサイ人への手紙1章9節

こういうわけで、私たちもそのことを聞いた日から、絶えずあなたがたのために祈り求めています。どうか、あなたがたが、あらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころについての知識に満たされますように。


【聖書人物からの黙想 熱心党のシモン】

「さらに、アンデレ、ピリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルパヨの子ヤコブ、タダイ、熱心党のシモン、イスカリオテのユダを任命された。このユダがイエスを裏切ったのである。」(マルコ3章18~19節) 今日は12使徒の中の熱心党のシモンを取り上げます。12弟子の中にシモンと言う名の人が二人います。ヨナの子シモン・ペテロさんと熱心党のシモンです。聖書には熱心党のシモンと名前が記されているだけで、その発言や言動は記されていません。ただ熱心党員という紹介がされています。イエス様の十字架、復活、昇天の時も忠実に、熱心に主に従っていたようであります。イエス様の時代のユダヤには4つの党派がありました。パリサイ派、サドカイ派は聖書にも記載されています。もう二つはエッセネ派と熱心党です。イスラエルはバビロンによって滅ぼされ捕囚の民としてバビロンに連行され、ダビデ以来のイスラエルの国は滅亡しています。ペルシャ王クロスによってパレスチナへ帰還していますが国家として独立していません。紀元2世紀頃マカベヤたちの努力でローマ帝国の下で自治的な独立を果たしました。剣を持って武力で独立を勝ち取った流れに熱心党の活躍があります。使徒5章でガマリエルがガリラヤのユダの反乱に言及しています。熱心党シモンもこの流れで、武力闘争をしてユダヤの独立を勝ち取る仲間の一人でした。イエス様は御自身の祈りの中でこの熱心党シモンを12使徒に招き入れています。シモンはイエス様の薫陶の中で、武力で他者を倒して建てる国ではなく、御自身をささげて、犠牲にして立ち上げる神の国の熱心な勇者に変えられイエス様に従って行きました。武力、暴力ではなく福音の力、祈りによって愛の力によって来る神の国の勇者と変えられました。ローマの支配からの自由独立ではなく、罪の力、肉の欲の支配から自由にしていただいて、愛に生きる福音の力、イエス様の救いを伝える霊の熱心党員に変えられて行きました。シャローム。