2023年8月20日聖日礼拝

動画(53分01秒)

聖書 創世記40章1節〜23節
説教 「神のなさること」
説教者 高橋博師


今月の聖句

ヨハネの手紙第一4章10節

私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。


今週の聖句

イザヤ書49章15節

女が自分の乳飲み子を忘れるだろうか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとえ女たちが忘れても、このわたしは、あなたを忘れない。


今週の詩篇の黙想

詩篇136篇

  1. 本日は詩篇136篇の黙想です。26節までの詩篇です。「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。」(1節)と主の御名がほめたたえられ信仰の告白がされると「その恵みはとこしえまで」と会衆が信仰の応答を繰り返す詩篇です。交読分のようにリーダーと会衆が交互に礼拝で朗唱しています。会堂に響かせながら、あるいは巡礼の旅路において、「その恵みはとこしえまで」と野に響かせながら、高らかに歌っている様子を想像することができます。

  2. 1~3節では神さまの存在、力、ご性質をほめたたえています。神はいつくしみふかく、神の神であられ、主の主であられると神様の属性、御性質を覚えて告白して主をほめたたえています。4~9節では神様の創造のみわざを覚えて主をほめたたえています。ただ一人、不思議を行われる方、英知をもって天を造られた方、地を水の上に敷かれた方、大いなる光を造られた方、昼を治める太陽を造られた方、夜を治める月と星を造られた方、を「その恵みはとこしえまで」と賛美しています。私たちの祈り、賛美、感謝も、神様の存在、ご性質、創造の御業、そこに現れている神様のいつくしみ、愛、をほめたたえ感謝するように心がけたいと思います。

  3. 10~22節はイスラエルの歴史の中に働かれた神様の愛、赦し、摂理を思いめぐらして、感謝、賛美、礼拝をささげています。これは神様は、歴史の中で働かれる方で、祈りに答えてくださる方、英知とご計画をもってみわざを勧められる神様に大いなる賛美がささげられています。ここからは、私たち個人や家族の今までの生活に働いてくださった神様への感謝、教会を守り育て成長させてくださった神様への感謝をささげることが促されています。

  4. 23~26節においては、卑しめられた時にも御心に留められた主、敵から救い出された主、乏しい時にも食物を与えられる主に感謝がささげられています。25節の「主はすべての肉なる者に食物を与えられる。その恵みはとこしえまで」と主の祈りの「日ごとの糧を今日もお与えください」と祈る祈りと共通しています。今日も肉体のための食物、また霊的な糧を与えてくださる神様に大いなる感謝をささげて歩みましょう。