7月24日聖日礼拝

動画(53分06秒)

聖書 使徒の働き4章32節〜37節
説教 「心と思いを一つにして」
説教者 高橋博牧師


今月の聖句

伝道者の書12章1節

あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。


今週の聖句

ローマ人への手紙12章10節

兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。


今週の詩篇の黙想

詩篇81篇1節〜16節

  1. 1~5節では賛美が勧められています。神に喜び歌え、神に喜び叫べと繰り返されて声高らかにほめ歌を歌えと結ばれています。さらに歌声から、タンバリン、六弦の琴、良い音のたて琴、角笛と種々の楽器も動員して、打ち鳴らせ、かき鳴らせ、吹き鳴らせと賛美は高揚して行きます。祭りの日にこのように主が賛美されました。「それは、イスラエルのためのおきて、ヤコブの神の定めである。」礼拝で、種々の集会で、個人で主をほめたたえ賛美することへの招きであります。

  2. 5節に「私は、まだ知らなかったことばを聞いた。」礼拝は賛美を主にささげ、また主から語られる主のことばを聞くときであります。10節「あなたの口を大きくあけよ。わたしが、それを満たそう。」エジプトから約束の地へ荒野を旅するイスラエルの民に主はマナで養われ、民は大きく口をあけてマナの恵みに与りました。信仰の口を大きく開けてみことばのパンに与り、神様の深い恵みに与って行きましょう。

  3. 人生の目的は主を知ること、主のいつくしみを深く知ることです。かみさまのことばを通して主を知ることが大切です。「わたしは、彼の肩から重荷を取り除き、彼の手を荷かごから離してやった。」旧約聖書のことばを読むときに、逆らうイスラエルをゆるし、愛し、導き続けられる愛のことばに触れて行きます。神様は永遠に変わらないお方ですから、今も罪ある私たちをゆるし続けてくださいます。神様の無限の愛といつくしみと言う世の人々の知らないことばを証し続けましょう。

  4. 「あなたのうちに、ほかの神があってはならない。あなたは、外国の神を拝んではならない。わたしが、あなたの神、主である。わたしはあなたをエジプトの地から連れ上った。あなたの口を大きくあけよ。わたしが、それを満たそう。」私たちの心を他の神々が支配しているなら、主イエス様に心の支配権をお譲りして、様々な心の縛りや価値観から解放され、主にあって心の、内面の自由な人生を歩みましょう。

6月5日聖日礼拝

動画(37分45秒)

聖書 ローマ人への手紙7章1節〜6節
説教 「実を結ぶ秘訣」
説教者 高橋博牧師


今月の聖句

箴言19章21節

人の心には多くの思いがある。しかし、主の計画こそが実現する。


今週の聖句

ガラテヤ人への手紙5章22節〜23節

しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。


今週の詩篇の黙想

詩篇74篇1節〜23節

  1. 詩篇74篇はBC586年、バビロンの侵入でエルサレムの町が廃墟となり、神殿が焼き払われ、イスラエルの民が奴隷となってバビロンに連行されていった悲劇の中で叫ばれている苦悩、神への祈りです。「神よ。なぜ、いつまでも拒み、あなたの牧場の羊に御怒りを燃やされるのですか。」1節と神への問いかけから始まっています。1~11節はエルサレムの現状を訴えています。建物が廃墟となっただけでなく、「もう私たちのしるしは見られません。もはや預言者もいません。いつまでそうなのかを知っている者も、私たちの間にはいません。」と民の中の信仰が枯渇していることを悲しみ祈っています。

  2. 12節から第二部が始まります。「確かに、神は、昔から私の王、地上のただ中で、救いのわざを行われる方です。あなたは、御力をもって海を分け、海の巨獣の頭を砕かれました。」(12~13節)詩篇記者は過去に主のなされた力ある御業を回想しています。時代が変わっても神は変わらないお方です。400年のエジプトでの奴隷生活から主は解放してくださいました。「昼はあなたのもの、夜もまたあなたのもの。あなたは月と太陽とを備えられました。」と永遠全能の主の恵みを思い起こしています。

  3. 18~23節は詩篇記者の祈りです。「○○してください」という祈りが7回繰り返されています。イスラエルがエジプトの奴隷生活をしたのも原因はイスラエルの罪です。今回のバビロン捕囚も原因はイスラエルの不信仰、罪。かつて罪を赦してエジプトから解放してくださったように、今回も背きの罪を赦してバビロンの捕囚というみじめな状況から救い出してくださいと祈っています。どんなときにも主に目を挙げて祈りましょう。