1月16日聖日礼拝

動画(40分07秒)

聖書 ローマ人への手紙4章9節〜13節
説教 「割礼の意義」
説教者 高橋博牧師


今月の聖句

マタイの福音書6章33節〜34節

だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。


今週の聖句

申命記10章16節

あなたがたは、心の包皮を切り捨てなさい。もううなじのこわい者であってはならない。


今週の詩篇の黙想

詩篇54篇1節〜7節

  1. 詩篇54篇の表題には「ダビデのマスキール。ジフの人たちが来て、ダビデはわれらの所に隠れているではないかとサウルに言ったとき」とこの詩篇の背景が描かれています。マスキールとは教訓的詩篇でこの詩篇に神様からの教訓、メッセージが込められています。ペリシテの大将ゴリアテを倒したダビデは一躍英雄になりましたが、それを妬んで殺そうとしたのがサウル王でした。

  2. 「ジフの人たちが来て」とはサムエル記第一23章に背景が書かれています。ダビデはゴリアテを倒し、国の英雄となり民衆は「サウルは千を倒し、ダビデは万を倒した」と歌いました。サウル王はこの民衆の歌を聴いてダビデをねたみ、一匹のシラミを追うようにダビデを殺害しようとします。

  3. ダビデは南の方、ジフの荒野に逃げます。ダビデはペリシテの手からケイラの人々、ジフの人々を守りますが、彼らはサウル王が来るとダビデをかくまわないでダビデの居場所をサウル王に通告します。助けた人々に裏切られる悲哀を3節で「見知らぬ者たちが、私に立ち向かい、横暴な者たちが私のいのちを求めます。彼らは自分の前に神を置いていないからです。」と信仰に生きない同胞を歌っています。

  4. サウル王の息子ヨナタンはホレシュで逃避行をしているダビデを励ましに来ています。マオンの荒野においては攻めてくるサウルから大きな山がダビデをかくまってくれました。ダビデがサウルから逃げられなくなったとき、ペリシテがサウルの国に突入してきたと言う知らせで、サウルはダビデを追うことをやめて自分の国に引き返し、ダビデは守られました。4節で主に感謝を献げています。「まことに、神は私を助ける方、主は私のいのちをささえる方です。」7節はダビデを追うのをやめて去りゆくサウルを眺めています。「神は、すべての苦難から私を救い出し、私の目が私の敵をながめるようになったからです。」