聖書愛読より イエスの栄光
「彼らは夢で、ヘロデのところへ戻らないようにと警告されたので、別の道から自分の国に帰って行った。」(マタイ2・12)
東方からやってきた博士たち(原文では「マギ」、星占い師たち)は、星に導かれて幼な子イエスさまを発見し礼拝しました。持参した宝の箱から黄金、乳香、没薬をささげました。その後、夢でヘロデのところへ戻らないようにと警告されたので、別の道から自分の国に帰っていったと聖書は語ります。
やって来る時は星に導かれ、帰るときには夢で警告を与えられ、彼らはそれらの導きに素直に従います。救い主への道は導きに従う素直さによって築かれます。星に導かれるというとキリスト教からすれば異教の宗教ですから、ちょっと躊躇する記述です。もちろん星占いを積極的に肯定しているわけではありません。しかし聖書の神さまは、まだ神さまを知らない人たちが、それでも必死になって道を求めることを豊かに導いてくださるお方である、ということでしょう。
神さまの導きは、救い主への道を整えるとともに、ヘロデのところへ戻らない、すなわち危険を回避するという道も整えてくださいます。主の御声に素直に従う信仰は、救いの道を確かにしてくださる、ということでしょう。