吉野に赴任して間もなくの礼拝に、福角さんという72歳のおじいさんが来られた。長年ラジオ放送を聞いておられ、最近東京の放送担当者が、わざわざ福角さんの家を尋ね、一日がかりでキリストに導いて下さったと言うことでした。キリストに心開かれていましたから、どんどん御言葉を吸収し、生活に変化が現われるのが著しく、日毎に成長していかれる姿は大きな励ましであり、神の恵みでした。彼の家にバイクで訪問して驚いたのは、バス停から山の中に入るのですが、細い山道を何処までも進み、こんな先に家があるのかと思える頃やっと一軒見え、その先にまた一軒、7軒の家が散在している村でした。バス停から歩いて40分以上かかるということでした。バスで電車の駅まで出て、電車に乗り、教会に来ると、待ち合わせの時間もいれると2時館はかかると言うのです。こんな所から毎週来ておられるのかと思うと感激しました。翌年の8月、長命寺のキャンプ場で洗礼を受けられました。主はどんな辺鄙な所に住んでいる人にも届いて下さるのだと感謝する。
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