改めまして（１７）
日本に戻って来た後、私にとって最も大切だったのは教会につながることでした。少し時間がかかりましたが、私は世界福音伝道会の東近江キリスト福音教会に導かれました。２０１０年の春先だったと思います。
実は、韓国にいた時に、私はWECという宣教団体のことを聞いていました。しかし、日本におけるWECの働きが滋賀県から始まったということは知りませんでした。
いつだったか、ある集会に参加した時、私は短期宣教で滋賀県に行ったことがあるという姉妹と出会いました。しかも、何と東近江市の教会に行ったとのことでした。また、別の時には、教会の青年たちを連れて日本に行くという牧師先生と出会いました。そして、その行き先がこれまた滋賀県だったのです。私は、「韓国では滋賀県が流行ってんのかな？」と、とんちんかんなことを思ったりしていました。
日本に戻って来た時の私は、「WECは滋賀県」ということを、何となく知っていて、ちょっと興味もありました。しかし、WECと世界福音伝道会がつながっていませんでした。それでも、無事に世界福音伝道会の東近江キリスト福音教会に辿り着いたことを、神様に感謝しています。神様は、ボロボロになって帰って来た私を、最も相応しい教会に導いてくださったのでした。私は安心して日本での信仰生活をスタートすることができました。
「主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように、翼を広げて上ることができる。」（イザヤ書４０章３１節）