エイミー、一つ覚えておきなさい。警察の仕事は楽しいときもあれば、やりがいを感じるときもある。退屈なときだってある。そしてときには、まあ、ありがたいことにそう頻繁にではないか、決戦の時が巡ってくる。一対一の闘いだ。頼れるのは自分一人、味方は誰もいない。敵は犯罪者とは限らないよ。自分の上司のことだってある。そのまた上司のこともある。同僚とぶつかることもあるだろう。警察官になりたいなら、一人で闘い抜く覚悟をしておきなさい。避けて通ることは絶対にできないから。
ジェフリー・ディーヴァー、『魔術師(イリュージョニスト)』、池田真紀子訳、文藝春秋、2004年10月15日発行、471頁。
「自分ひとりで闘い抜く覚悟」。これがなかなか難しいのです。しかしこれが祝福された人生には必要なのですね。ただキリスト者の場合はイエスさまが一緒にいてくださいますので、全く自分ひとりということにはなりません。だからこそキリスト者は人との関係において「自分ひとり」ということが成り立つのかもしれません。究極のところ人間は人間である限り「自分ひとり」で生きるということが不可能なのだと思うからです。
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