忠実な良い僕

主イエスの譬え話に登場する主人は、自分が預けた五タラントンを生かして、二倍にした。僕に言った。「忠実な良い僕だ・・・」

加藤常昭、『み言葉の放つ光に生かされ』、364頁

2020年12月9日(水)

このたとえ話に登場する主人は、五タラントを預けて五タラントを儲けた僕にも、二タラントを預けて二タラントを儲けた僕にも、同じ誉め言葉をかけています。ふたりがそれぞれに与えられた分に応じて生きたことを、忠実な良い僕だと、誉めたのです。

人間は能力という点では、生まれながらに不公平の中にあります。それを嘆いて、せっかく与えられている自分の賜物を無為にしてしまわないようにしましょう。人と比較することなく自分に与えられた分に応じて生きたならば、そこに人生の充実があるのです。

「主人は言った。『忠実な良い僕だ。よくやった。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。』」(マタイ25・21)