ふたつめは aphesis で、牢獄などから「自由にする」という意味である。赦すためには、つまずきの原因となった人々を自分たちの心の牢獄から自由にする必要がある・・・マンスフィールドは一人一人の人を閉じこめた牢獄をトロフィーと呼ぶ。いつの間にか自分の怒りを正当化するために後生大事にしまい込んでいるからだ。だが、これを手放さないかぎり、自分が牢獄の閉じこめられることになる。
牧会ジャーナル、50号、2011年3月1日発行、27ページ
赦しへの階段の二段目は、「自由にする」です。一段目の「解放する」とよく似ていますが、違いは「解放する」がとにかく内に秘めないで外に出すということでしたが、「自由にする」は、自分自身が捕らえ閉じこめてしまっていることを「手放す」ということでしょう。手放せないのではなく、手放さないのです。それを握りしめていることによって「自分の怒りを正当化」する「トロフィー」にしているのです。「トロフィー」とは戦利品ということですね。勝ち取ったものとしているのです。しかし実際は勝ち取ったものではなく、受けた傷なのですから、そのようなものを後生大事に手の中にしまい込んでいてはいつまで経ってもそのような「牢獄」から自由になれないですね。
そんな戦利品はさっさと捨ててしまいましょう。
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