獣の支配が永遠であることはない

黙示録では数字が意味を持つ。42か月、これはまた3年半とも言われる(第12章13節)。あるいはまた3日半という時間もある(第11章9、11節)。いずれも完全数7の半分である。・・・獣の支配、悪魔の支配は、現代に生きる私たちをも脅かし、私たちの希望が根こそぎ奪われるかと思うことさえ起こる。だが、獣の支配が永遠であることはない。偽物の神の支配が7年続くことはない。これは神の約束である。

加藤常昭、『み言葉の放つ光に生かされ』、234頁

2020年8月7日(金)

現代に生きる私たちにとって、黙示録の数字は謎であり、また意味を持つと言われてもちょっとピンとこないところですが、初代に生きる教会の兄弟姉妹にとっては、切実なことだったようです。迫害の中、具体的な言葉を使うことを躊躇する中に、牧師は説教の中で42という数字を語り、会衆はそれを聞いて、そこに限りあるものを感じたということです。文字そのものではなく、そこに含まれた意味を伝達したということです。そうして愛の宣教が前進したということです。

「この獣にはまた、大言と冒涜の言葉を吐く口が与えられ、四十二か月の間、活動する権威が与えられた。」(黙示録13・5)