安定した錨のよう

その心は確かな望みを失わず、「安定した錨のよう」であったのである。

加藤常昭、『み言葉の放つ光に生かされ』、229頁

2020年8月2日(日)

ベルリンの壁が崩壊する直前に、東ドイツの人びとがハンガリー経由で西に移動し始めたそうです。自由を求めて移動した人も多かったのかもしれませんが、中にはまわりの人たちが動揺して脱出していくので、自分が取り残されたから大変だと狼狽しているだけだった人も多くいたのではないか。しかしキリスト者たちは東ドイツに留まって、社会の変革のために祈り、警官隊に囲まれながらデモに出ていたとのこと。

どんな事態の中にも動揺せずに、希望を持ち続けるようにと、キリスト者は招かれています。

「わたしたちが持っているこの希望は、魂にとって頼りになる、安定した錨のようなものであり、また、至聖所の垂れ幕の内側に入って行くものなのです。」(ヘブライ6・19)