体で味わう深い恵みの味わい

クリストスはクレーストスという語呂合わせの表現であったと言われる。キリストはおいしい味のする恵みを与えてくださる。・・・説教の言葉に、聖餐の交わりに、体で味わう深い恵みの味わいが私たちを生かしている。

加藤常昭、『み言葉の放つ光に生かされ』、77頁

2020年3月10日(火)

「わたしの口に蜜よりも甘い」は新改訳では「私の上あごに、なんと甘いことでしょう」となっていました。上あごは甘みを感じることができるそうです。

辛(から)いは辛(つら)い、苦(にが)いは苦(くる)しい、つらい苦しみは辛酸をなめる、などといいますから、心は味覚と深くかかわっているようです。

あまいは、ゆるく締まりがないといったやや否定的な意味もありますが、甘美で心とろける思いであるということでもあり、気持ちよく、豊かなゆるしのあるあたたかい意味を持っているのだとおもいます。

ギリシャ語でイエスさまのことは「クリストス」、恵み深い方というのを「クレーストス」というそうです。語呂合わせとのことです。

「あなたの仰せを味わえば/わたしの口に蜜よりも甘いことでしょう。」(詩編119・103)

「あなたがたは、主が恵み深い方だということを味わいました。」(第1ペトロ2・3)