肖像画を描く作業に似ています

神の子キリスト、人間であり(あなたのように)、しかも神である(父なる神御自身のように)キリストが実際にあなたのかたわらにあり、まさにその瞬間、すでにあなたの見せかけを現実のものへと転換しはじめて下さっているのです。
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あなたはもはや、何が正しいか、何が間違っているかだけを問題にしているのではなく、キリストという人格からよい感化を得ようとしているのですから。それは一連の規則に従おうという姿勢よりもむしろ、肖像画を描く作業に似ています。ふしぎなことに、ある意味ではそれは規則を守るよりむずかしいのですが、べつな意味でははるかに容易です。

神のただ一人の真の御子があなたのかたわらにおられるのです。彼はあなたを御自身と同質のものに変えはじめていて下さいます。いうならば、彼は彼の生命と思想、すなわち、彼のゾーエーを、あなたに注射しはじめておられるのです。

『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、482-483頁

2019年12月10日(火)

聖書において永遠の命(ゾーエー)とは、死後のいのちのことだけを語っているのではありません。今生きている私たちのこの命が永遠の命となることを語っているのです。すなわちキリストのように生きるといことが、永遠の命に生きるということなのです。キリストのご人格にならって生きる、キリストにそのようにしていただくということが永遠の命に生きるということなのです。

「初めから聞いていたことを、心にとどめなさい。初めから聞いていたことが、あなたがたの内にいつもあるならば、あなたがたも御子の内に、また御父の内にいつもいるでしょう。これこそ、御子がわたしたちに約束された約束、永遠の命です。」(第1ヨハネ2・24-25)