神は完全に、かつ徹底して実存しておられます

神のうちにある、キリストのこの人間的な生は、私たち人間から見れば世界史における一時期(紀元元年から十字架まで)に当たります。それゆえ私たちはその一時期を、神御自身の存在の歴史における一時期でもあるかのように想像してしまいます。けれども神には歴史はありません。神は完全に、かつ徹底して実存しておられますので、歴史をもつなどということはありえないのです。

『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、439-441頁

2019年11月10日(日)

神さまは時を超えておられますから、おおよそ時間軸に縛られたなかで神さまを理解しようとする試みは、どこか限界があります。

「さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。」(ヨハネ20・26)