神が存在するとすれば、神の宇宙に対する関係は、戯曲に対する作者の関係のようなものであって、宇宙のうちに存在するもの同士の関係とは違うだろうということです。
もしも神が宇宙を創造されたとすれば、彼は空間と時間の創造者でもあるでしょう。『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、68f頁
2019年2月15日(金)
神さまは創造者であり、私はその神さまによって創造されたものです。創造されたものは戯曲の中の登場人物のようなものであって、登場人物が他の登場人物やその戯曲の中のものに、作者そのものを見出すことができるだろうか、ということでしょう。ある意味で創造されたもののすべてに、その創造者である神さまを発見することはできます。しかし神さまそのものを発見することとは違うのではないか、ということです。
造られたものの中に神そのものを見出そうとして、もし見出したとすれば、それはやはり偶像でしょう。
「はじめに神が天と地を創造された。」(創世記1・1)