パウロに対する十九世紀の攻撃

パウロに対する十九世紀の攻撃は、じつは、キリストの対する反逆の前段階にすぎなかったのです。世人の多くには、まだキリストを攻撃する気はありませんでした。

『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、44f頁

2019年1月27日(日)

パウロをイエスさまと切り離し、パウロを否定するという考え方が19世紀に生まれたとルイスはいいます。その時にはまだイエスさまを否定することはなかったのですが、最終的にはイエスさまを否定することになった、と続けて語ります。

聖書はひとつの大きな目的をもって書かれた書物です。その大きな目的をあとまわしにして、聖書に書かれていることを取捨選択してしまうとすれば、やはり最終的にその目的を見失ってしまうでしょう。

聖書はすべて神さまの霊感によって書かれたもので、人間の救いという大きな目的をもって書かれたものです。私の救い、隣人の救い、世界の救い、被造物の救いという大きな目的に照らして読んでいかなければなりません。