人間にはなしえぬすべてのことを聖霊によって整え、われらすべてがわれらの心に強さとよろこびと永遠とを感じとり、禍いや苦悩や苦痛がどんなにわれらに迫ろうとも、この人生をになうことを得させてください。・・・われらの霊は、魂と肉体とともどもに、過ぎゆく地上の世界とはちがう、より高い世界に生きるのです。
C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、81頁
〔なぜなら、わたしはあなたがたの間で、イエス・キリスト、それも十字架につけられたキリスト以外、何も知るまいと心に決めていたからです。〕(1コリント2・2)
2018年4月6日(金)
生きるためには知恵や知識が必要です。山で生きるには山の知恵が必要であり、海で生きるためには海の知識が必要でしょう。では人々の間で生きるためにはどのような知恵や知識が必要なのでしょう。パウロは「あなたがたの間で」は「キリスト」「十字架につけられたキリスト」以外何も知るまいと心に決めたと言います。つまり人々の間で生きるためには、十字架につけられたキリストを知らなければならないということでしょう。私たちの人生が、人と人との関係において難しく感じたなら、この十字架のキリストを知ればよいのです。あるいは十字架のキリストを忘れてしまっているので、人間関係が難しくなるのです。
私たちはこの地上にあって、魂と肉体とに生きています。それらの一体感の中にあってなお霊に生きています。過行く地上の世界とは違うより高い世界に生きています。あるいは神さまのそのように生かしていただいています。
ですからどのような試練の中にあっても、自分の人生を担って生きていきます。