許しを通して自らの心が癒される

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許しを通して自らの心が癒される
2016年1月27日(水)

もし私たちが受け入れられることを条件に許すのであれば、ほとんど許していないのです。他の人を許すということは、何よりもまず内なる心の動きです。それは怒りや苦々しさ、心に巣くっている復讐心を取り除く働きであり、私たちの人間としての尊厳を取り戻させます。私たちが許そうとする人々に、許しを受け入れるよう強制することは出来ません。
・・・
私たちが現実に変えることが出来るのは、私たち自身です。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
59頁。

誰かに許していただきたいと願って許しを請い、許しの言葉をいただくことが出来て平安をいただきます。もし許しの言葉をいただくことが出来なければ、依然平安はありません。何とか許しの言葉をいただこうといろいろとやってみます。何とか平安をいただこうと努力をします。相手に強制します。しかしそれは「ほとんど許していない」のだとナウエンはいいます。

許しに生きるということは、まず私たち自身の心の変化です。私たちが出来ることは、私たち自身を変えることです。相手ではありません。他人ではありません。

自分自身を変えることによって、私たちは人間としての尊厳を取り戻すのです。たとえ相手が許しの言葉を語ってくれなかったとしても、たとえ相手が依然許してくれていなかったとしても、そこに平安に生きる道が始まるのです。

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