あなたは天におられる(天にまします)

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〔我らの御父 主の祈り〕
2015年2月25日(水)

天! それは創造された世界の一部です。上にある部分、創造の近づくことのできない、理解を超えた部分です。すなわち、天よりも高くおられ、天の彼岸におられ、イエス・キリストの父でもあるこの方こそ、世界をイエス・キリストにおいて愛される神であります。
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哲学全体は天の周りをまわっている。福音書だけが天におられる方、実に天の彼岸におられる方について私たちに語っています。いかなる唯物論者も、理想主義者も、実存主義者も私たちを神の現実へと、霊と目に見えないものとは別な側面である神の超越性へと導くことはできません。神の超越性はイエス・キリストにおいて、その絶大な力を持つ慈悲の深みにおいて示され、現わされ、実現されています。
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私たちは神に頼る「自由」を持っています。この自由が私たちに贈られるのです。それは単に私たちの本性に属するものではなく、神の子らの自由、言葉と霊の自由です。

カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小鎚千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、124f。

父なる神さまは天におられる、と主の祈りにおいて私たちは祈ります。天は、神さまが創造の始めにお造りになられたところです。そして地とは対照的に、神さまによって完全に支配されているところです。

私たちは地に生きています。生かされています。地にはまるで神さまのご支配が行き届いていないかに見える部分がたくさんあります。しかし天のお父さま、と祈る時、神さまの完全なご支配を信じ、その神さまに御頼りする信仰をいただきます。あるいは信仰をいただいているので、そう祈ることができるのです。

単なる理想主義でも、現実離れした幻想でもなく、イエスさまにあって神さまのお力と恵み、愛の現実に生きることができます。生かされることができます。

(祈り)

神さま、天の御国の力と恵みに今ここで生かしていてくださることを感謝します。

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