この慰めは、常に教会が語り得る祝福である。だから、教会は望みをもって葬りをする。・・・だからキリスト者の棺は礼拝堂に縦に置かれる。礼拝する方向に足を向けている。礼拝しつつ仰向けに倒れ、なお天を仰いでいる。
加藤常昭、『み言葉の放つ光に生かされ』、324頁
2020年11月1日(日)
葬儀において棺を礼拝堂の前方に横に置き、周りを花で飾って祭壇とすることは日本の葬儀では一般的だと思います。しかしそれではどうしても棺を礼拝するということになってしまいます。西洋の映画の中で葬儀の場面があるとたいてい縦においているのを見かけます。キリスト教の葬儀は神さまへの礼拝ですから、死者も共に礼拝をささげます。会衆席の一番前に棺を縦に置いて、死者の遺体が足を講壇に向けて、共に礼拝をささげるのです。ちなみに牧師の葬儀では、方向を逆にして縦に置くと聞きましたが、どうなのでしょう。いずれにせよキリスト教会の葬儀には希望があります。
「また、わたしは天からこう告げる声を聞いた。『書き記せ。「今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである」と。』“霊”も言う。『然り。彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行いが報われるからである。』」(黙示録14・13)