呟きの言葉は、その深いところに不信頼があるから出てくるのである

呟くという言葉を、ギリシャ語、英語、ドイツ語などで、どのように言うのか調べてみた。皆発音が違うが、共通するのは、一種の擬音語であることである。・・・日本語ではぶつぶつ呟く、というところである。呟きは、相手があっても、真実の言葉にはならない。・・・呟きの言葉は、その深いところに不信頼があるから出てくるのである。相手を信頼していないから、言いたいことを言うだけなのである。相手の言葉を聴く思いはそこにはない。

加藤常昭、『み言葉の放つ光に生かされ』、38頁

2020年2月1日(土)

不満があれば言葉に出して相手に伝えるというのがいいのだと思います。信頼があればそのようにできるのだと思います。しかし信頼がないのでぶつぶつと言葉にせずに文句を言ってしまうのでしょう。ぶつぶつと文句ばかりをいっていても解決はありません。ぶつぶつと文句ばかりを行ってしまう時、取り戻さなければならないのは相手への信頼なのでしょう。

「しかし、民は喉が渇いてしかたないので、モーセに向かって不平を述べた。」(出エジプト17・3)

「民はその所で水に渇いた。それで民はモーセにつぶやいて言った。」(出エジプト17・3、新改訳第3版)

「しかし、前にも言ったように、あなたがたはわたしを見ているのに、信じない。・・・つぶやき合うのはやめなさい。」(ヨハネ6・36-43)