淡々たる言葉

マグニフィカートのうちには、呪いも、憎しみも、独善的な姿勢も、見出されません。そこにあるのは、主はおごり高ぶる者を散らされ、権力ある者を王座から引き下ろし、富んでいる者を空腹のまま去らせるといった、淡々たる言葉です。

『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、120f頁

2019年3月25日(月)

多くの場合、教会ラテン語からでしょうかマニフィカトと呼ばれていますが、古典ラテン語の発音からでしょうか、ルイスのこの本ではマグニフィカートとなっています。
この信仰に満ちたマリアの賛歌には、激情の調べではなく、歓喜をたたえて朗々と歌っているとルイスは語ります。

「その憐れみは代々に限りなく、主を畏れる者に及びます。」(ルカ1・50)