あなたが来られる時までわれらを守り、われらと共にいてください

あなたが来られる時までわれらを守り、われらと共にいてください。

C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、60f頁

〔天使たちは大声でこう言った。「屠られた小羊は、/力、富、知恵、威力、/誉れ、栄光、そして賛美を/受けるにふさわしい方です。」〕(黙示録5・12)

2018年3月8日(木)

「あなたが来られる時まで」と祈るということは、「あなた」は今この時はまだ来られていないというが前提とされています。しかし同時に「われらを守り、われらと共にいてください」ということは、今この時「あなた」は共にいてくださるということを願っています。

神さまは今ここにおられるのか、おられないのか。

ここに三位一体の神さまを信じる信仰、世の終わりまでいつもともにいるという約束と再臨の約束を信じる信仰が語られています。

これらは人間の理屈を超えていることであり、また逆説でもあります。

信仰は反理性的ではありませんが、超理性的であるといえます。また逆説が存在するのが信仰であるということもできるでしょう。おおよそ理性の範囲にとどまっているような信仰は信仰ではありません。逆説の存在しない信仰も私たちを救う信仰ではないのです。

超理性的なことや、逆説にとどまることができるのは、それらを超えた神さまを信じているということであり、自分が神にならないという決断に他なりません。