あなたのみ手がいかに強く、いかに力あり、すべてのこと、すべての道にあってわれらを導いてくださるかを、われらに見させてくださるのは聖霊なのです。・・・われらは弱く、自分で自分を助けるすべを知らぬさまざまな状態におちこんでしまうのです。だがあなたは強いのです。そしてわれらの心にも光を与え、常に新鮮に、よろこびを持ち、忍耐ぶかく、人生を生きて大きな目標にまで至ることができるようにしてくださいます。
C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、24頁
〔恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。〕(イザヤ41・10)
自分の弱さを知ることと、神さまの強さを知ることとは、人生を豊かに生きる知恵です。自分の弱さを知って神さまの強さを知ります。逆に神さまの強さを知ってはじめて自分の弱さを知ります。
神さまの強さを知ることによっていわゆる自分の強さを知るのはキリスト教信仰ではありません。自分の弱さを知ってはじめて、真の自分に生きることができるのですから、いわゆる強さを求めるのは、自分に生きる道を見失わせてしまいます。私たちは弱いものなのですから。
この知恵に生きさせていただくのは聖霊さまによります。聖霊さまが私たちをこのような知恵に生かせてくださるのです。
この信仰によって私たちは今日も自由に生きることができます。