神よ、感謝します。パヴィンは思った。厚く信仰する神の名を唱えても、今は許されるだろう。その祈りのおかげで、この敬愛してやまない最良の友人が救われるものならば。さもないと、彼は私的な裁きを下そうとして、プロの警察官としての矜持を失いかねない-いや、ことによると自分自身の命までも。
ブライアン・フリーマントル、『トリプル・クロス』、新潮社、平成19年6月1日発行、239頁f。
ロシア・モスクワ民警組織犯罪局の局長ディミトリー・ダニーロフは、妻を殺害した犯人を追いつめ法を超えて殺そうとしています。それに気づいた忠実で有能な補佐役ユーリー・パヴィン大佐は何とかしてそれをくい止めようとします。このユーリー・パヴィン大佐は厚い信仰を持った人物として描かれています。ロシアですからロシア正教会でしょう。
最終的に彼の祈りは聞かれることになります。
ブライアン・フリーマントル、『トリプル・クロス』、新潮社、平成19年6月1日発行。
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