めぐみのパンくず

イエスは、彼女に近寄り、その手を取って起こされた。すると熱が引き、彼女は彼らをもてなした。”             マルコ1:31

◎会堂で汚れた霊に悩まされている人を癒された主はシモンとアンデレの家に行かれます。そこにはシモンの姑が熱病で苦しんでいました。ルカの福音書では「高い熱」と記されています。イエスさまは手を取って起こされ癒されます。

◎癒されたことも素晴らしいですが、癒された姑が早速、イエスさま初め皆をもてなしたことです。感謝のあふれる接待であったと思います。聖書には癒されて後、さっさとイエスさまから離れてしまう人も描かれています。キリスト者のモットーとして「奉仕するために、救われた」と言う言葉がありますが、健康は主のためと覚えることが出来るキリスト者でありたいものです。

◎夕方になると大勢の病める人々が戸口までやって来ました。安息日には何もしてはならず、終わるや否や彼らはイエスさまのもとに来たのです。イエスさまは悪霊を追い出し、病をいやされました。感謝な事、素晴らしいことですが、イエスさまを愛することを忘れて、癒し主としてしか見ない人が大勢いることも忘れてはいけません。癒されたら一層主を愛する者とさせていただきたいものです。

◎イエスさまは、朝早く暗いうちに祈りをなさいます。霊的にも肉体的にもお疲れになっていたのでしょう。祈りは「神さまと交わり、神さまからの力を養う時」です。イエスさまは父なる神さまとの交わりを何よりも大切な時とされました。他の所での働きのためにも。

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