日別アーカイブ: 2017年6月25日

めぐみのパンくず

イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」”

                マルコ1:17

◎12弟子最初の4人の召しです。彼らはガリラヤ湖の漁師でした。シモンとシモンの兄弟アンデレ。ゼベダイの子ヤコブと兄弟ヨハネです。

◎二組の兄弟たちに目をとめてみますと、漁の真っ最中に「私について来なさい、人間をとる漁師にしてあげよう」と言われたシモンとアンデレ。船の中で網を繕っていたヤコブとヨハネ、対照的な姿ですが、どちらも主の目に留まったのです。

◎イエスさまの目は、力を尽くして働いている者、また準備を怠らない者に注がれています。良い準備働き働きのもとです。見えるところと見えないところのバランスが取れている人々です。

◎次に彼らの応答を見てみますと、シモンとアンデレは「すぐに」網を捨ておいてしたがい、ヤコブとヨハネは父と雇人たちを船に残して、イエスに従ったのです。決断のすばらしさを見ます。取税人マタイもそうでした。逆に主の招きに応じられず、この世のことに後ろ髪を引かれて決断できない人もあるかと思えば、人間的な思いで、イエスさまについて行きたいと言って、弟子の厳しさをイエスさまに示される人もいます。その中でこの四人は御目にかない、彼らも「人間をとる漁師に」心からさせていただきたいと願った人たちでした。

◎現在も主は呼びかけて招こうとされている兄弟姉妹がいることを思います。お声がかかったら「すぐに」従う。大きな恵みです。