日別アーカイブ: 2017年6月11日

めぐみのパンくず

バプテスマのヨハネが荒野に現われて、罪が赦されるための悔い改めのバプテスマを

説いた。”      マルコ1章4節

◎マルコはペテロ従者と言われる人で、ペテロからイエスさまのことをくまなく聞き取り書き連ねました。共観福音書(マタイ・マルコ・ルカ)の最初の福音書です。

◎冒頭に「神の子イエス・キリストの福音のはじめ。」とありますがマルコ伝の出発と言うことではなく、イエス・キリストの生涯すべてが福音であると言うことです。

◎真打登場の前に露払いのごとくバプテスマのヨハネの登場が記されています。ヨハネは荒野に住み、非常に質素な生活をしていました。預言者として選ばれた人の生活です。子のヨハネのもとに大勢の人々が全国からやって来ました。そしてヨルダン川かでヨハネから洗礼を受けました。

◎ヨハネは言います。「私よりもさらに力ある方が来られる~」と、ヨハネは水(洗う)でバプテスマを授けたが、「その方は聖霊のバプテスマ」を授けられると言うのです。

◎キリスト者は一度だけ洗礼を受けますが、心の準備においてまず、バプテスマのヨハネの洗礼を受けるのです。即ち罪の告白です。(ルカ3:7~13)このところを通ってこそ、イエスさまが授けて下さる聖霊によるバプテスマが与えられるのです。キリスト者の信仰告白は信じたらよい(そうなのですが)正しい順序を通ってこそ、神の子とされた信仰生活が始まるのです。