めぐみのパンくず

しかし、私は新しい命令としてあなたがたに書き送ります。これはキリストにおいて真理であり、あなたがたにとっても真理です。なぜなら、闇が消え去り、まことの光がすでに輝いているからです。”  ヨハネ第一の手紙 2::8

◎命令とヨハネは言いますがこれは「戒め」とも訳せる言葉です。と言いましても厳しく律すると言うものではなく、このことによってキリスト者としての立場を確かめるのです。

◎キリスト者はイエスさまによって光の世界に入れられた存在です。その光を実感して行く世界とは神さまを愛することと同時に、兄弟を愛することだとヨハネは言うのです。

◎ここで選択が課せられます。「愛しているか、憎んでいるか」の。愛すると言う原語は本来、神さまが使われる言葉ですが、神さまに愛さられたからこそ愛する存在となるのです。キリスト者はいつもイエスさまに目を注ぎます。光はイエスさまです。このお方から目を離さないで進むのです。

◎興味深いことに、兄弟を愛する者は「つまずくことがない」vs9とあります。これは「スキャンダル」のもとの言葉が使われています。広辞苑で見てみますと「名誉を傷つけられるような不道徳な事件、不名誉な噂、不祥事、酷聞」などと説明されていますが、それらに巻き込まれることの無いように神さまは守って下さるのです。

◎神さまの愛をいつもイエスさまのお姿に見ていたいと思います、目を離して愛されている事、愛することを忘れてしまう者となりませんように。

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