日別アーカイブ: 2015年2月23日

めぐみのパンくず

その日、すなわち週の初めの日の夕方のことであった。弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。「平安があなたがたにあるように。」”           ヨハネ20:19 

◎ヨハネの福音書14章27節でイエスさまは「わたしはあなたがたに平安を残します」と約束されました。今日のところは、「平安」の具体的な表れが示されているところです。

◎弟子たちはイエスさまが十字架に架かられた後、ユダヤ人たちが自分たちも捕縛に来るのではと恐れていました。そこに、閉じられた戸を通り越して復活の主は来て下さいました。そして「平安があるように」と言われたのです。

◎キリスト者(弟子)にとって第一の平安は、十字架のみ傷によって得られるものです。十字架に架かられ死んでよみがえられたということは、イエスさまが負って下さった罪の代価が全部払われたということでした。よみがえりなさったからこそ罪は帳消しにされたのです。また、そこには復活の喜びがあります。喜びは一切の恐れを消し去ります。

◎第二の平安は聖霊によるところの平安です。弟子たちを宣教に遣わすために、欠かせられないことは、聖霊が彼らと共にいてくださる事でした。イエスさまが父なる神さまに遣わされなさった時、聖霊が共におられました。だから、神さまの御業がお出来になったのです。そのように、イエス様に代わって宣教に出る弟子たちに必要な最大のことはどんな時にも揺るがない平安を与えて下さる聖霊だったのです。