日別アーカイブ: 2014年5月25日

めぐみのパンくず

恐れるな。シオンの娘。見よ。あなたの王が来られる。ロバの子に乗って。」” ヨハネ12:15

◎世界の歴史を見て、戦いに勝利し凱旋する時の王が、ロバに乗ってパレードをしたということはありません。

立派な堂々とした白馬に乗ってでしょう。

◎全世界の王であられるイエスさまがエルサレム(いと高き神の都)に入場される時の乗り物は雌の子ろばでした。人々はしゅろの木の枝をとり「ホサナ」の歓声をもってこのイエスさまをお迎えしたのです。

◎ロバに乗られたのは、平和の王としての姿でした。世の王は白馬にまたがって威風堂々と入場するでしょう。しかしイエスさまは全世界の平和の君としてエルサレム「いと高き神の都」に入場されるのです。信仰者はこのイエスさまを迎えます。永遠の平和をもたらすために来て下さった方を。

◎私たちの側からも神さまとの平和条約をしっかりと結んでおかなければなりません。罪が赦され義とされて、神の子とされた平和をもってお迎えするのです。

◎ロバを見てみますと、ロバは「頑固」の象徴です。しかしイエスさまをお乗せする時、こころは砕かれ、柔和な戦いのない者として、イエスさまをお乗せ出来るのです。

◎16節を見ますと「初め、弟子たちはこれらのことがわからなかった」とありますが「イエスが栄光を受けられてから」その意味がわかったと記されています。

イエスさまが、全世界の平和の君であることがわかったのは、イエスさまが十字架に架かり復活された後のことでした。

◎ラザロの復活を見た大勢の人々は死をも治められる平和の君とし後に証しするようになります。単なる平和ではありません。罪が赦され義とされて、永遠のいのちをいただける平和です。この王をお迎えしているのです