日別アーカイブ: 2014年2月16日

めぐみのパンくず

“あれはもうおとなです。自分のことは自分で話すでしょう。”ヨハネ9:21  “父たちよ、私があなたがたに書き送るのは、あなたがたが初めからおられる方を知ったからです。”Ⅰヨハネ2:13

◎イエスさまに目を開けられた人は、センセーションを引き起こします。人々が驚き、パリサイ人たちの前に連れて行くのですが、パリサイ人たちは、安息日に癒しのわざをされた、イエスさまにますます敵意を持つのです。罪びとにそのような業が出来るはずがないと言うのです。しかし、罪びとにこんな業はできないと言う人も起こり論争になりました。そこで、眼をあけられた人の両親がひっぱりだされることになったのです。

◎しかし、その両親もユダヤ人たちを恐れます。村八分にされるのが恐ろしいのです。そこで言った言葉が「あれはおとなです。自分のことは自分で話すでしょう」と。

◎信仰者の生活は成長して行くのだと聖書は言います。神さまの子共として生まれ、イエスさまの身の丈まで成長して行くのです。

◎ヨハネ第一の手紙2章に「子供たちよ」「青年たちよ」「父たちよ」との呼びかけがあります。そこで父たち、大人に向かって記されていることばは「初めからおられる方を知った人」なのです。子供たちには「み父を知ったのです」と書かれています。その違いは「初めからおられる方」をです。

◎信仰生活が進んで行きますと、神さまがいかに深くキリスト者と関わっていて下さったのかがわかって来ます。「罪が赦された」で終わらない、神さまの生涯にかかわるご計画が理解されて行くのです。世界の創造の前からおられるお方の存在がわかるのです。

◎もう一つのおとなのしるしは、真理のためには一人になっても良い覚悟ができることです。この人はユダヤ人から追い出されることをも良しとしました。