めぐみのパンくず

“しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。” ヨハネ1:12

◎ 「この方」とヨハネはイエスさまのことを呼び、この方がいかなるお方であるかを語っています。この方はキリスト者すべての「この方」であることを初めに語るのです。

◎ 第一にこの方が創造のすべてに関与されていることをくり返します。「よって造られ。これによらずにできたものは一つもない。」と、肯定と否定を並べて語るのです。この世界を見る時に、こんなものは神さまが造られたのではないと思いたくなるような事や物があるでしょう。しかし、イエスさまがすべてのものを父なる神とともに創造された時はすべて「良かった」のです。罪が入って来てから醜いものが入ってきました。

◎ 命なるお方。命には二つあります。限られた命と永遠のいのちです。人は死ぬために造られたのではありません。神と永遠に交わるために造られたのです。いのちについては一番深く考えなければならない問題なのに、追い詰められた時、危険を感じる時にこのことで悩み始めるのです。

この世はこの方を受け入れなかったのです。一番身近に見たユダヤ人たちが受け入れなかったのは驚きですが、可視的な世界でイエスさまを受け入れるのでなく、信仰によって受け入れることの、できる、すべての世代を超えての神さまのご計画が見られます。その名を受け入れたキリスト者たち、神の子どもとされた特権を本当に感謝したいと思います。「神によって生まれた」キリスト者。よくぞこんなものを選んでくださったと、主をほめたたえたいのです。

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