日別アーカイブ: 2013年6月14日

めぐみのパンくず

“はじめに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。”ヨハネ11

◎ 今日からヨハネの福音書を学んでいきたいと思います。ヨハネはイエスさまの心臓の鼓動が聞こえるほど近くにいた弟子だと言われています。自分のことを「イエスに愛された弟子」ヨハネ21:7という表現もしています。そのヨハネが福音書の冒頭に掲げたのが上のみ言葉です。

◎ ことばとはイエスさまのことです。イエスさまを真実なことばと紹介しています。私たちもことばを使いますが、すべてが言行一致と言うわけにはいきません。イエスさまは人格どおりのおことばそのものお方なのです。しかもこの方は初めから、この世界の創造の初めから存在された方であるとヨハネは言います。

◎ そして、このお方のことばによって「世は造られた」vs10とヨハネは証言します。この世界の始まりが明らかにされているのはキリスト者だけだと思います。イエスさまを知らないものには宇宙の、世界の、人間の初めがわからないのです。それゆえに終わりもわかりません。

◎ また、イエスさまは「神であった」とヨハネは言います。神とともにおられたイエスさまも神さまなのです。キリスト者が告白する三位一体の神さまです。

◎ 世界の創造以前からイエスさまは存在されました。

そして神のことばとして世界の創造をされました。私たちもこの方によって造られた存在です。それゆえそのことを信じたものは、この方のお言葉に聞き従っていくのです。ヨハネの福音書のプロローグを大切にしたいと思います。