2023年4月30日聖日礼拝

動画(32分41秒)

ファミリー礼拝
聖書 ヨハネの手紙第一4章7節〜19節
説教 「愛の神さま」
説教者 リュウ・ホイイン師


今月の聖句

エゼキエル書36章26節

あなたがたに新しい心を与え、あなたがたのうちに新しい霊を与える。わたしはあなたがたのからだから石の心を取り除き、あなたがたに肉の心を与える。


今週の聖句

ヨハネの手紙第一4章12節

いまだかつて神を見た者はいません。私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにとどまり、神の愛が私たちのうちに全うされるのです。


今週の詩篇の黙想

詩篇120篇

  1. 今日の詩篇120篇は「都上りの歌」と表題がついています。巡礼者がエルサレムの都に登る旅の途上で一緒にまた交互に歌った詩篇です。私たちも家庭礼拝をしますが、日曜日に教会に集まって兄弟姉妹と一緒に礼拝をします。教会での礼拝を献げながら都上りの歌を味わいましょう。

  2. 「苦しみのうちに、私が主に呼ばわると、主は私に答えられた。」(1節)1週間、私たちはそれぞれ遣わされた所、置かれた所で使命、証しの日々を送ります。そこには問題、難しいこともあります。主にある兄弟姉妹と共に、主に呼ばわって慰め、励ましをいただくのが日曜日の礼拝の恵みです。

  3. 「主よ。私を偽りのくちびる、欺きの舌から、救い出してください。」(2節)「私は、久しく、平和を憎む者とともに住んでいた。」(6節)私たちの遣わされている所には偽り、欺き、暴言、不正があふれ、孤独な環境の中で生活をせざるを得ない時もあります。

  4. 「ああ、哀れな私よ。メシェクに寄留し、ケダルの天幕で暮らすとは。」(5節)メシェクとはエルサレムからはるかに離れたロシアのカスピ海近くのコーカサス地方に住む攻撃的な民の名称。ケダルとはエルサレムから南東のアラビヤ砂漠の中に住む獰猛な好戦的な部族名です。バビロン捕囚の時に様々な所に流され辺境の地のユダヤ人の叫びです。

  5. このような環境にありながら信仰の勝利の凱歌を歌っています。「欺きの舌よ。おまえに何が与えられ、おまえに何が加えられるのか。勇士の鋭い矢、それに、えにしだの熱い炭火だ。」(3~4節)神様のことばは鋭い矢のように迫害者の舌を貫きます。聖霊は高熱で鋭いエニシダの炭火のように偽りの嘲りの舌を焼き尽くします。孤独な信仰の戦いをしている人々へのみことばと御霊の恵みです。週に一度の礼拝がたましいの安息となり、いやしとなることを心から感謝しましょう。

2023年4月23日聖日礼拝

動画(29分29秒)

聖書 コリント人への手紙第一12章12節〜20節
説教 「キリストを中心としたコミュニティー」
説教者 タン・ショーン師


今月の聖句

エゼキエル書36章26節

あなたがたに新しい心を与え、あなたがたのうちに新しい霊を与える。わたしはあなたがたのからだから石の心を取り除き、あなたがたに肉の心を与える。


今週の聖句

ガラテヤ人への手紙2章20節

もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。今私が肉において生きているいのちは、私を愛し、私のためにご自分を与えてくださった、神の御子に対する信仰によるのです。


今週の詩篇の黙想

詩篇119篇

  1. 詩篇119篇は176節まである最長の詩篇です。長い詩篇ですから長い人生、何度も何度もこの詩篇を味わい、人生の折り目折り目で慰めや励ましを受ける詩篇です。この長い詩篇から5つの節を2回に分けて取り上げて味わいます。今回は105節と130節です。

  2. 105節「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。」
    これも有名な言葉、多くの人が慰めを受けた約束のことばです。人生、未来のことはわかりません。まさに一寸先は闇と言われる変化の多い時代であります。死の影の谷間の暗やみを歩く時も、み言葉は光となって導いてくださいます。ダビデはサウル王に追われて荒野を何年もさすらっていました。そのときにも神様から語りかけをいただいて大きな罪を犯すことなく乗り越えることが出来ました。

  3. 130節「みことばの戸が開くと、光が差し、浅はかな者に悟りを与えます。」聖書を読んでいるとはっとすることがあったり、素晴らしいと思わず手をたたくこともあります。まさに心の中に光が差し込むときであります。文語訳聖書では「聖言うちひらくれば光をはなちて、愚かなるものをさとからしむ」と表現しています。私たちを賢い者に変えてくださるみことばに日々親しみ、恵みに浴して歩みましょう。