12月13日聖日礼拝

礼拝説教(17分43秒)

聖書 マタイの福音書2章6節
説教 「小さき者、恐れることはない」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。(ルカの福音書2章11節〜12節)


今週の聖句

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。(ヨハネの福音書3章16節)


祈り(10分08秒)

今週の祈りのガイド

イザヤ書9章1節~7節

  1. アドベントの週に入りましたので、待降節に関連の聖句を黙想して祈りましょう。6節から味わいましょう。「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君と呼ばれる。」イエス様の属性を5つの方面から表現しています。永遠に私たちとともにいてくださるイエス様は、その肩に主権があり、不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君です。一つ一つのことばを黙想しながらともにいてくださるイエス様に感謝しましょう。

  2. 1~2節を味わいましょう。「苦しみ」「やみ」「はずかしめ」「死の陰の地」という言葉が並んでいます。みどりごイエス様はこのような悲惨な罪の苦しもの世界に来てくださいました。またその問題の原因の罪をその身に負って癒すために十字架にかかるために来てくださいました。父なる神様はその一人子をこの冷たい暗い世界に送ってくださいました。神様のご愛を思い、感謝の祈りをささげましょう。

  3. 4~5節を味わいましょう。「重荷のくびき」「肩のむち」「しいたげる者の杖」「戦場ではいたすべてのくつ」「血にまみれた着物」これらは私たちの歩み、生活の中で受けた苦難、痛み、傷として、体や心、記憶に刻み込まれています。それは敗北感、怒り、怨念、不信、絶望となりうずいて、希望のない暗闇の生活に私たちを追いやります。しかし、これらは焼かれて、火のえじきとなる、と書かれています。御霊によって私たちは生まれ変わることができます。聖霊は炎のように下ってきました。聖霊の火によって悲しみの過去がきよめられて、神の子として新しい人生を歩むことができます。心の傷がきよめられるように祈りましょう。

  4. 3節を味わいましょう。「国民をふやし」「喜びを増し加えられ」「刈り入れ時に喜ぶ」「分捕り物を分けるときに楽しむ」「あなたの御前で喜んだ」人類が罪を犯したため、種を蒔いてもいばらや雑草が生えるような堕落した世になりました。イエス様は罪の世界に回復、救いを与えてくださいました。主イエス様にあって種を蒔く時、収穫の喜びがあり、イエス様はサタンに囚われている罪の奴隷を解放して、解放された人、分捕りものを分かち合う喜びを与えてくださいます。多くの魂が解放され救われるように祈りましょう。