2024年1月7日聖日礼拝

動画(39分33秒)

聖書 ヨハネの福音書1章9節〜18節
説教 「父のふところにおられる ひとり子の神」
説教者 高橋博師


今月の聖句

マタイの福音書16章18節

わたしはこの岩の上に、わたしの教会を建てます。よみの門もそれに打ち勝つことはできません。


今週の聖句

ヨハネの福音書1章18節

いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたのである。


創世記からの黙想 創世記1章

創世記1章からの黙想。この一年52回の日曜日の礼拝の週報で創世記全体を黙想していきたいと思います。創世記1章には天地の創造物語が書かれています。神様は知恵によって、光と闇、大空と大海、陸と植物、太陽と月星、水中生物と空中生物、陸上に住む動物を創造され最後に神様の形に人間を創造されました。創世記1章で、私たちは大切な基本的な3つの事を知ることができます。①神様について。②自然について。③人間についての3つです。この3つを知ることは生きるために大切なことです。創世記1章には唯一の神様がおられること、自然のすべては神様によって創造された被造物であること、人間は最後に、創造の冠として造られています。26節では、人間は神様の形に、神様に似せて創造されています。神様が人格をお持ちのように、人間も本能によって生きている他の動物とは異なって、知・情・意という人格を持つ存在であります。28節では、神様は彼らを祝福し、彼らに仰せられた、と書かれ、神様の交わりの対象として人間が創造されています。神様に似せて神様のかたちに創られ、交わりの対象として造られた私たちは、知恵をもって、目的を持って生きます。6日間という時間の秩序を立てながら天地を創造された神様の前に生きることは、私たちも、時間を知恵と計画をもって生きていくことであります。新年の第一週に創世記1章を黙想することは幸いです。今年一年、毎日毎日、時間、日という時を神様からいただいている事を確信して計画的に賢く生きていくお祈りをささげましょう。神様は人類を男と女とに創造されました。動物にも雌雄はありますがこのようには言われていません。人間に対してのみ、男と女とに創造されたと書かれています。地上の男と女が人格的に愛し合い、助けあって、家庭が築かれて子孫が増えていくことを神様は定めておられます。夫婦が愛し合って、子どもが増えるだけでなく、しあわせが増えていくように、家庭が愛で満ちていくことが主の願いです。神様は「生めよ。ふえよ。地を満たせ、地を従えよ、支配せよ」と仰せられました。私たちの周りの自然を賢く管理することであります。私たちは多くの物、物質を所有して生活しています。神様が管理を託されたものです。神様からいただく知恵と計画に従って与えられた資源をよく管理して、神様に栄光を現す人生、この一年を送って行きたいと願っています。平安。