2023年5月14日聖日礼拝

動画(29分29秒)

聖書 コリント人への手紙第一12章12節〜20節
説教 「キリストを中心としたコミュニティー」
説教者 タン・ショーン師


今月の聖句

テモテへの手紙第二4章7節〜8節

私は勇敢に戦い抜き、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。あとは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。その日には、正しいさばき主である主が、それを私に授けてくださいます。


今週の聖句

エペソ人への手紙2章8節〜10節

この恵みのゆえに、あなたがたは信仰によって救われたのです。それはあなたがたから出たことではなく、神の賜物です。行いによるのではありません。だれも誇ることのないためです。実に、私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをあらかじめ備えてくださいました。


今週の詩篇の黙想

詩篇122篇

  1. 詩篇122篇は「人々が私に、さあ、主の家に行こう、と言ったとき、私は喜んだ。」と始まっています。イスラエルのすべての人々が年に三回のエルサレムのお祭りに旅をした時に歌った歌であります。イエス様も12歳の時ナザレの人々と一緒にヨセフさんマリヤさんと一緒に100キロを超える旅をしてエルサレムでの礼拝に参加しています。その旅の道中、この歌をイエス様も喜んで口ずさまれたことでしょう。

  2. エリコからエルサレムまでは山道を登るように歩き、オリーブ山からゲッセマネの園の近辺に近づくと丘の上のエルサレムの神殿が輝いて見えてきます。東の門は閉ざされたままになっているので、キデロンの谷を迂回して嘆きの壁近辺の門からエルサレムの神殿に入る時、「エルサレムよ。私たちの足は、おまえの門のうちに立っている。」(2節)と皆で歌ったことでしょう。

  3. 「エルサレムの平和のために祈れ。」(6節)と誰かがリードすると群衆が「おまえを愛する人々が栄えるように。」と唱和します。またリーダーが「おまえの城壁のうちには、平和があるように。」(7節)と歌うと会衆が「おまえの宮殿のうちには、繁栄があるように。」と返して盛り上がって行きます。

  4. これを今日、主の家、エルサレムを教会と読み替えて歌ってみましょう。多くの人々が喜び歌いながら礼拝に集まる。そこで神の家族の平和のため、教会の中に愛があふれ、励ましあい、助け合う喜び、平和、活力があふれるように祈ることが勧められています。週に一度教会という主の宮に集まって礼拝をささげ、礼拝が終われば、それぞれ遣わされた所、召されている所で働き、奉仕をします。与えられた職務を果たします。天のエルサレム、天国の門に入るその時まで信仰の巡礼を続け、兄弟姉妹のためにとりなしの祈りをささげ続けたいと思います。