1月30日聖日礼拝

動画(35分42秒)

聖書 ヘブル人への手紙12章1節〜3節
説教 「忍耐のレース」
説教者 リュウ・ホイイン宣教師


今月の聖句

マタイの福音書6章33節〜34節

だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。


今週の聖句

ヘブル人への手紙12章2節

信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。


今週の詩篇の黙想

詩篇56篇1節〜13節

  1. 詩篇56篇の表題にはペリシテ人がガテでダビデを捕まえたときに、と書いてあります。ダビデはサウル王に追われてユダの荒野をさすらい、もう逃げる場所がなくなったので致し方なく敵地のペリシテの領土のガテに逃げ延びました。かつて倒したゴリアテの出身地。変装していてもダビデはすぐにばれてしまいます。八方塞がりのいのちの危険の中でダビデは気が変になった動作をして額を門の扉にぶつけて血を流したりひげによだれを垂らしたりして生き延びました。涙ながらに生き延びた日を「私の涙をあなたの皮袋に蓄えてください」と祈っています。

  2. そんな苦しみの窮状を1節「人が私を踏みつけ、一日中、戦って、私をしいたげます。私の敵は、一日中、私を踏みつけています。」と日本語で言う「踏んだり蹴ったり」の苦境の中からの祈り、賛美です。この苦しみは5節でも繰り返されています。「一日中、彼らは私のことばを痛めつけています。彼らの思い計ることはみな、私にわざわいを加えることです。」ダビデはもう前も後ろも逃げる所はありません。八方塞がりです。

  3. 3~4節では「恐れのある日に、私は、あなたに信頼します。神にあって、私はみことばを、ほめたたえます。私は神に信頼し、何も恐れません。肉なる者が、私に何をなしえましょう。」と信頼を告白しています。この信頼を10節で二重に繰り返しています。「神にあって、私はみことばをほめたたえます。主にあって、私はみことばをほめたたえます。私は、神に信頼しています。それゆえ、恐れません。人が、私に何をなしえましょう。」みことばをほめたたえること、神様への信頼を二度三度繰り返して主への信頼を告白しています。