8月8日聖日礼拝

動画(23分02秒)

聖書 創世記17章1節〜14節
説教 「永遠の愛の契約」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

歴代誌第二16章9節

主はその御目をもって、あまねく全地を見渡し、その心がご自分と全く一つになっている人々に御力をあらわしてくださるのです。


今週の聖句

エレミヤ書29章11節

わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。--主の御告げ--それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。


今週の詩篇の黙想

詩篇31篇1節〜24節

  1. 詩篇31篇は「主よ。私はあなたに身を避けています。」とは決まっています。30篇は死の床の病気の苦しみの中からの詩篇、31篇はサウル王やペリシテなどの敵から追われる苦しみの中での祈りの詩篇です。1~4節では「私を助け出してください」「私を救い出してください」「私を引き出してください」と祈っています。5~8節ではそれに対する答えです。「私を贖いだしてくださいます」「主に信頼しています」「あなたの恵みを私は楽しみ、喜びます」と信仰の応答をしています。

  2. 9~13節は再び苦悩、悩みの告白が繰り返されています。「私をあわれんでください。主よ」と叫んでいます。苦しみの内容も具体的に告白しています。サウルの手下やペリシテなどの敵だけでなく、隣人、親友、かつての仲間までもが敵対者となり、自分は壊れた器、忘れられた存在、死人のように見捨てられ無視される中で、14~17節は信仰の告白、賛美に展開していきます。主よ。私はあなたに信頼します。あなたこそ私の神です、と信仰告白を大胆にしています。

  3. 19~24節では勝利の賛美が歌われています。詩篇は歌です。リズムがあります。苦しも→祈り。痛み→賛美。さらにこれらをまとめるように19~24節の所で大きな賛美のうねりとなっています。「あなたのいつくしみはなんと大きいことでしょう」と勝利の告白が歌われます。主は私たちを匿ってくださいます。隠れ場に隠して守ってくださいます。隠すだけでなく、奇しい恵みを与えてくださいます。

  4. 最後の23~24節はすべての主の聖徒たちに、主を愛しまつれ、雄々しくあれと励ましています。5節で私の霊を御手に委ねます、と祈っています。苦難、試練、問題の中で私たちはあれこれ考えます。考えて人を責め、自分も責めます。そんな私たちに、主の御手に霊をゆだねる、心を、判断をお委ねして、全能の主をその時その時信じて行くことを教えています。主に委ねて歩みましょう。

8月1日聖日礼拝

動画(41分09秒):聖餐式2分21秒〜、説教10分23秒〜

聖書 創世記16章1節〜16節
説教 「あなたはどこへ行くのか」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

歴代誌第二16章9節

主はその御目をもって、あまねく全地を見渡し、その心がご自分と全く一つになっている人々に御力をあらわしてくださるのです。


今週の聖句

ガラテヤ人への手紙4章27節

「喜べ。子を産まない不妊の女よ。声をあげて呼ばわれ。産みの苦しみを知らない女よ。夫に捨てられた女の産む子どもは、夫のある女の産む子どもよりも多い。」


今週の詩篇の黙想

詩篇30篇1節〜12節

  1. 詩篇30篇は表題には「家をささげる歌」と書かれています。この詩篇を読むと詩篇記者は病、しかも死ぬかもしれない重病の中でこの詩篇を歌っています。「私の神、主よ。私があなたに叫び求めると、あなたは私を、いやされました。主よ。あなたは私のたましいをよみから引き上げ、私が穴に下って行かないように、私を生かしておかれました。」この2~3節を読むと「よみ」とか「穴」という言葉が使われていますから死ぬ病の床からの回復の感謝の詩篇です。

  2. 6節には「私が栄えたときに、私はこう言った。私は決してゆるがされない。」この詩篇の記者が栄えている時、決して揺るがされることはないと高ぶっていました。あとで気づいたことですが栄えているのは「主よ。あなたはご恩寵のうちに、私の山を強く立たせてくださいました。あなたが御顔を隠され、私はおじ惑っていましたが。」と7節に書かれています。栄えていたのは自分の力ではなく主の恩寵、恵みによって私の山、私の生活、人生を強くしてくださっていましたが、主が御顔を隠される、恵みが届かなくなるとおじ惑い、死の床に陥ってしまいました。

  3. 詩篇の記者はこの死の床から「私があなたに叫び求めると、あなたは私を、いやされました。」と告白しています。高ぶりを悔い改めた詩篇記者は5節「まことに、御怒りはつかの間、いのちは恩寵のうちにある。夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。」と賛美をしています。11節では「あなたは私のために、嘆きを踊りに変えてくださいました。あなたは私の荒布を解き、喜びを私に着せてくださいました。」

  4. 家をささげる歌が表題です。家とは建物ではなく、家庭、家族の交わり、自分の生活、人生そのものが家であります。主の恩寵が支えてくださる信仰にたって、病める時も、豊かな時も、生活のすべてを主におささげしていきましょう。